自らの睡眠障害克服をきっかけに、CBD+αの情報発信をつづける岡倉彩さんにインタビュー

一般企業にお勤めをしながら、CBDに関するセミナーやCBD関連企業のスタッフ教育に携わる岡倉彩さん。先日、インタビューさせていただいた医師の長田先生からのご紹介です。

岡倉さんと長田先生は、過去にCBDに関するセミナーを共同で開催されたこともあります。岡倉さんとCBDとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?


――CBDとの出会いを含め、簡単に自己紹介からお願いします!

CBDとの出会いは3年ほど前で、その時会社を体調不良で辞めたんですね。
私、小さい頃から睡眠障害で、入眠が困難でなかなか寝れなかったんです。そういうものなのかなと思ってたのですが、社会人になって勤めだすと、精神的、体力的にとても辛くなり、会社を辞めることになりました。
精神科にも通っていましたが、そんな折、イギリスの方にCBD試してみたらと教えてもらったのがCBDを知ったきっかけです。

 

――はじめて使ったときはどんな商品を試されたんですか?

その時はCBDべイプです。最初は良くわからなかったのですが、ティンクチャーに変えたり、ブランドを変えたり濃度を濃くしたり試行錯誤をしていくうちに、眠れるようになったんです。
それで、精神科からもらっている薬もやめることができました。


参考ブログ:CBDが効かない5つの理由

 

――どのようにCBDは使っていたのですか?

日中には使ってなかったのと、とにかく薬を飲みたくなかったので、薬の代わりに寝る前に使っていました。

最初は1%のものを数滴から、そして3%、5%と濃度を濃くしていきました。会社をやめてストレスが軽減したというのも良かったのかもしれません。
※あくまで岡倉さんは自己責任にて実施され、うまくいきましたが、個人差がありますので、くれぐれも自己判断での断薬は危険ですのでおやめください。


――今はもうCBDがなくても眠れますか?

はい、今はCBDはほとんど摂取していないのですが、もともと不安障害はあるので、必要な時には摂取しています。
CBDに出会ったときに、ヘンプカフェ東京さんで働いていたこともあり、食事にとても気を付けるようになりました。食事や健康に気を付ける人が周りに増えて、体調も更によくなったという感じです。
これによって、CBDの効きも良くなったように思います。


――やはり身体は食べたものでできているから、何を口にするかって大事ですね。
ヘンプカフェ東京さんで働きだしたきっかけは、CBDとヘンプのつながりから?

いえ、実はそうではなく、インスタグラムでみていて、美味しそうだなって笑
ヘンプカフェ東京さんとCBDfxさんのコラボイベントがあるというのを知って、台風で中止になってしまって参加できなかったのですが、それで興味を持って、たまたまスタッフを募集されていたので応募しました。


――長田優香先生とはどのように知り合われたのですか?

共通の知り合いからの紹介です。私が海外のCBDに関する資格が取れるコースを受けていたというのもあって、ご縁がありました。


参考ブログ:医師の長田先生に聞く~CBDとの出会いと未来図


――資格が取れる海外のコースとは?

Green Flowerというオンラインの教育機関です。大学とも提携しているアメリカの信頼のおける機関です。オンラインコースなので、日本にいながら勉強ができるのがメリットですね。
私は、Cannabis FoundamentalsとCBDのコースと2つ受けました。歴史から入るので、大麻に対する見方が180度変わり、憤りさえ感じました。気づきもあったし、これを伝えたいという思いが深まりました。


ヘンプカフェ東京で働いていた時に、お客様もCBDに興味のある方が多かったのですが、お客様のご質問に十分に答えることができなかったというのものあり、勉強したいという意欲になりました。
摂取の仕方、安全性、色々学ぶことができ、とてもしっかりしたカリキュラムの内容だったので、この情報を伝えたいという気持ちが沸々とわいてきました。


――オンラインコースはどのくらいの期間で終了できるのですか?

それほど時間はかからなかったのですが、全部英語なので、英語でも問題なければという関門はあります。私は高校卒業後にアメリカのワシントン州に3年留学していたので、英語は大丈夫でした。


――数年前までは日本語の情報が何もなかったので、英語で情報を探るしかなかったですよね?今では、日本でもCBDや大麻に関する教育機関もあるようですし、徐々に情報も増えてきますね。

日本のウェブサイトをみると、ソース元が記載されていなかったり、安心感でいうと海外のサイトでソースがきちっと記載されているのがいいですね。


――これからの活動予定は?

対面で3回、クラブハウス、ZOOMを利用したオンラインでの勉強会を5回ほど開催して、昨年は駆け抜けました笑。優香さんともコラボもしましたし、CBDブランドさんの依頼で講習をしたり当時同じようにCBDを伝えたいと言ってくれていた友人とイベントを2-3回ほど主催してみたりもしました。
対面でCBDお茶会のような気軽なものを開催したのですが、女性が安心して気軽に参加できるコミュニティーを作りたいと思っています。

今年もそういうことをやりつつ、CBDが薬の代わりになるだけだともったいないと思っていて、私自身、CBDを通して自分自身に向き合うきっかけになったので、そういう話もしていけたらと思っています。

ただ、私は医者でも薬剤師でもないので、今年は新たに勉強もしていきたいと思っています。腸の環境が整うとエンドカンナビノイドが良く作られる、CBDがうまく働くと実感しているので、特に、身体のデトックスや腸の環境について学んでいきたいと思っています。

そして、健康についての選択肢をお客様にお話できるようになりたいです。
女性ホルモンのスペシャリストの方にもお会いしたので、その方からも学んでいく予定でいます。CBD+αで、CBDから派生したウェルネスの話ができるようになりたいですね。


――今年の活動の決まった予定はありますか?

多くても10人程度の少人数でやりたいと思っていますが、まだ詳細の日程までは決まっていません。紹介制などでクローズドでやってみたいと思っています。

――おすすめのカンナビス・CBDに関する書籍はありまてみたいと思っています。すか?

Cannabis is Medicin

「Cannabis is Medicine」です。本書は、優香さんがインスタグラムで紹介していたので購入した書籍でして、医師の方がCannabisやCBDに関して詳しく解説したり事例についてお話しされています。

 

「もしカンナビスを医療だと信じないのなら聞きますが、エンドカンナビノイドシステムについて知っていて、どの医学的疾患がECS機能不全と関係しているか知っていますか?これに答えられないのなら、カンナビス医療に対してコメントできるほどの知識を持っていないでしょう。」という力強い言葉が好きです。

 

――そうなんですね、また決まったら教えてください!
合同でやってみるのも面白いですね。
最後に、彩さんにとってCBDとは、そしてCBDの未来予想図を教えてください。

CBDは、自分自身を見つめなおすきっかけ、調和を生んでくれるもの。ECSを勉強していて、どれだけ人間が身体に悪いものを作ってしまっているか、自然と調和することを忘れてしまっているかに気づきました。

地球の環境を破壊しているのが、巡り巡って自分たちに還ってきて、ECSが崩れていると解釈しています。地球の巡り巡るパワーを”スピリチュアル”で片付けられてきたことが、ECSの科学で、科学的な捉え方ができるようになったと思います。全ては調和とバランス、それに気づくきっかけになったらいいなと。そういう内面の話も発信できたらいいなと思っています。

今年は、人が忘れてしまっている調和の面と、正解のない健康についてや、人生における様々なシーンで、皆さんが自分にとって優しい選択ができるように、情報の発信をしていきたいと思っています。


彩さん、ありがとうございました。彩さんの発信、楽しみにしています!

 

CBD POP-UP BARイベント 

写真:初めて主催したCBD POP-UP BARイベントにて

 

<補足>

彩さんが勉強されたオンラインコースのGreen Flowerは下記になります。
https://www.green-flower.com/
英語でも問題ないという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

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プロフィール:
岡倉 彩(Aya Okakura)
睡眠障害・不安障害の悩みから精神科を受診し睡眠薬と抗うつ剤を飲んでいたが、時間が経つごとに効果を感じず、量が増えてしまったことがきっかけで卒薬を決めCBDに出会う。正しい知識や製品の選び方を伝えるため、アメリカのカンナビス教育機関Green Flowerにて「カンナビス基礎」「CBD」の資格取得。
CBDを購入したい初心者やこれからCBDを取り扱う代理店に向けてのセミナー・メーカーインタビュー・イベント企画などCBDについて質のよい情報発信の活動をしながら、不調の根本改善についての学習を続けている。

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