CBDを摂ると眠くなる?
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不安やストレス、はたまた体の様々な痛みを和らげるのに使用され、抗炎症作用に大きな効果をあらわすと言われているCBD。
他の薬と比べると副作用が少ないのが大きなメリットだと考える人も多いようですが、実際にはCBDを摂取すると眠くなると感じる人が多いようです。「仕事に支障が出るので昼間は摂取したくない」「眠くなるなんてCBDは自分の体に合っていないの?」と考える人もいるようです。
CBDを摂取した後にだるさを感じたり眠くなってしまうのはどうしてなのでしょうか?
CBDはどう脳に作用するのか
CBDは人間の体にもともと備わっているECS(エンド・カナビノイド・システム)を活性化させます。
ECSとは人間に備わっている身体調節機能で、食欲、痛み、神経の保護、記憶、免疫の調整、感情の抑制などの機能を持ち細胞同士のコミュニケーションを支えています。
CBDが体内に入り、身体中に存在するカナビノイド受容体を通してECSを活性化させます。ECSが人間の体の中でどれくらい大きな役割を果たし、どのように人間の体に影響を与えているのか日々研究されている中で、CBDは睡眠への影響や疲労感といった副作用があるという研究結果を発表しています(1)。
そして、CBDはセロトニンという神経伝達物質を受け取るセロトニン受容体の一つの5-HT1aという受容体をも活性化させ、中枢神経の影響を受ける睡眠、摂食や抗不安に直接働きかけます。CBDがセロトニン受容体を活性化させたことによって、睡眠に何らかの影響を与えるという説が強いようです。
CBDを摂るとみんな眠くなるの?
CBDは高容量を摂取しても身体に危険を及ぼさないとされていますが、副作用が全くないというわけではありません(2)。
人々が感じるCBDの副作用は主に下記の通りです。
・疲労感
・下痢
・食欲の変化
疲労感、だるさはCBDの副作用として一番報告されている症状ですが、なんとある人間と動物を使った実験ではCBDを摂取したことにより目が覚めた、という実験結果もあるということです。(3)
目を覚めさせる効果があるという正反対な研究結果があるということに驚きですね!
市販されているCBD商品の中にもテルペンや他のカナビノイドの影響があるというのも忘れてはいけないところ。
CBDは眠くさせるのか逆に目を覚まさせるのか、はっきりとしたメカニズムは解明されていませんが、この問題に決着をつけるのは簡単な問題ではなさそうです。
CBDから来る眠気に対処する
初めてCBDを使用するにあたって自分が眠くなるのか目が覚めるのか分からない!という方は、昼間、家にいる時に使用するのが最適です。
車の運転をしなくてはいけない状況や、忙しく仕事が立て込んでいる日をCBD初体験のシチュエーションとして選ぶのはオススメできません。
商品によってはCBD以外のカナビノイドと、その他にもラベンダーやカモミールなどリラックス効果の高いエッセンシャルオイルや、ミルセンやリナロールのような心を落ち着かせるテルペンなどと調合されているものもたくさん存在します。
リラックス効果の高い成分と一緒にCBDを摂ることによって、眠気を感じてしまうということもありますので、パッケージをよく確認し眠気を誘うような成分が入っていないことを確かめるのもいいですね!
不眠対策として処方されるCBD
昼間にCBDを摂取する人にとっては悩みの種になり得るCBD摂取後の眠気ですが、CBDは不眠に大きな効果を表すと世界中で受け入れられています。
不眠の原因が何かによって対策は変わってきますが不眠の主な原因はこちら。(4)
・不安
・悩みがある
・痛み
・ストレス
・眠りづらい寝具
抗不安、ストレス作用があるCBDを摂取することにより心が休まり安眠に導いてくれるというのは納得です。実際に私の母は睡眠障害があり4時間以上続けて眠ることができませんでしたが、CBDを摂取し始めたところ、ぐっすりと朝まで眠れるようになったと喜んでいました!
私もしっかりと眠りたいときにはCBDを摂取して眠るようにしています。
私自身今までいろいろな方とCBDがその人の体でどう反応したかを伺う機会がありましたが、本当にその反応は人それぞれで一概に「これはこう!」と言えないのもCBDの魅力の一つだと思っています。
まずは安心、安全な環境でCBDを試してみて自分の体がどう反応するかを観察し、自分に合った量や摂取すべきタイミングなどを見つけていくのが理想かと思います!
<文献>
1.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4023456/
2.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5569602/
3.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4023456/
4.https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/insomnia/symptoms-causes/syc-20355167
==============
カンナビスライフスタイルアドバイザー
Blue Dreamz Eiju
茨城県出身、ロサンゼルス在住歴10年目。
兄の死をきっかけに医療大麻というものを知り、正しい知識を身につけようとロサンゼルスはダウンタウンにあるディスペンサリーで場バッテンダーとして働き、マネージャーを務めるという経歴を持つ。
現在は正しいCBDや麻の知識を広めるべく活動中!
Instagram : @bluedreamz
Twitter : @bluedreamzla
他の薬と比べると副作用が少ないのが大きなメリットだと考える人も多いようですが、実際にはCBDを摂取すると眠くなると感じる人が多いようです。「仕事に支障が出るので昼間は摂取したくない」「眠くなるなんてCBDは自分の体に合っていないの?」と考える人もいるようです。
CBDを摂取した後にだるさを感じたり眠くなってしまうのはどうしてなのでしょうか?
CBDはどう脳に作用するのか
CBDは人間の体にもともと備わっているECS(エンド・カナビノイド・システム)を活性化させます。
ECSとは人間に備わっている身体調節機能で、食欲、痛み、神経の保護、記憶、免疫の調整、感情の抑制などの機能を持ち細胞同士のコミュニケーションを支えています。
CBDが体内に入り、身体中に存在するカナビノイド受容体を通してECSを活性化させます。ECSが人間の体の中でどれくらい大きな役割を果たし、どのように人間の体に影響を与えているのか日々研究されている中で、CBDは睡眠への影響や疲労感といった副作用があるという研究結果を発表しています(1)。
そして、CBDはセロトニンという神経伝達物質を受け取るセロトニン受容体の一つの5-HT1aという受容体をも活性化させ、中枢神経の影響を受ける睡眠、摂食や抗不安に直接働きかけます。CBDがセロトニン受容体を活性化させたことによって、睡眠に何らかの影響を与えるという説が強いようです。
CBDを摂るとみんな眠くなるの?
CBDは高容量を摂取しても身体に危険を及ぼさないとされていますが、副作用が全くないというわけではありません(2)。
人々が感じるCBDの副作用は主に下記の通りです。
・疲労感
・下痢
・食欲の変化
疲労感、だるさはCBDの副作用として一番報告されている症状ですが、なんとある人間と動物を使った実験ではCBDを摂取したことにより目が覚めた、という実験結果もあるということです。(3)
目を覚めさせる効果があるという正反対な研究結果があるということに驚きですね!
市販されているCBD商品の中にもテルペンや他のカナビノイドの影響があるというのも忘れてはいけないところ。
CBDは眠くさせるのか逆に目を覚まさせるのか、はっきりとしたメカニズムは解明されていませんが、この問題に決着をつけるのは簡単な問題ではなさそうです。
CBDから来る眠気に対処する
初めてCBDを使用するにあたって自分が眠くなるのか目が覚めるのか分からない!という方は、昼間、家にいる時に使用するのが最適です。
車の運転をしなくてはいけない状況や、忙しく仕事が立て込んでいる日をCBD初体験のシチュエーションとして選ぶのはオススメできません。
商品によってはCBD以外のカナビノイドと、その他にもラベンダーやカモミールなどリラックス効果の高いエッセンシャルオイルや、ミルセンやリナロールのような心を落ち着かせるテルペンなどと調合されているものもたくさん存在します。
リラックス効果の高い成分と一緒にCBDを摂ることによって、眠気を感じてしまうということもありますので、パッケージをよく確認し眠気を誘うような成分が入っていないことを確かめるのもいいですね!
不眠対策として処方されるCBD
昼間にCBDを摂取する人にとっては悩みの種になり得るCBD摂取後の眠気ですが、CBDは不眠に大きな効果を表すと世界中で受け入れられています。
不眠の原因が何かによって対策は変わってきますが不眠の主な原因はこちら。(4)
・不安
・悩みがある
・痛み
・ストレス
・眠りづらい寝具
抗不安、ストレス作用があるCBDを摂取することにより心が休まり安眠に導いてくれるというのは納得です。実際に私の母は睡眠障害があり4時間以上続けて眠ることができませんでしたが、CBDを摂取し始めたところ、ぐっすりと朝まで眠れるようになったと喜んでいました!
私もしっかりと眠りたいときにはCBDを摂取して眠るようにしています。
私自身今までいろいろな方とCBDがその人の体でどう反応したかを伺う機会がありましたが、本当にその反応は人それぞれで一概に「これはこう!」と言えないのもCBDの魅力の一つだと思っています。
まずは安心、安全な環境でCBDを試してみて自分の体がどう反応するかを観察し、自分に合った量や摂取すべきタイミングなどを見つけていくのが理想かと思います!
<文献>
1.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4023456/
2.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5569602/
3.https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4023456/
4.https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/insomnia/symptoms-causes/syc-20355167
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カンナビスライフスタイルアドバイザー
Blue Dreamz Eiju
茨城県出身、ロサンゼルス在住歴10年目。
兄の死をきっかけに医療大麻というものを知り、正しい知識を身につけようとロサンゼルスはダウンタウンにあるディスペンサリーで場バッテンダーとして働き、マネージャーを務めるという経歴を持つ。
現在は正しいCBDや麻の知識を広めるべく活動中!
Instagram : @bluedreamz
Twitter : @bluedreamzla