CBDオイルとヘンプシードオイルの違い
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最近、日本国内で販売されているCBDのブランド数が増え、著名人がCBDを利用している情報もSNSから流れるなど、CBDも少しずつ認知度があがっています。
CBD製品もネットで検索するとかなりヒットしますが、製品を購入する前にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、「CBDオイルとヘンプシードオイルの違い」についてです。
CBDオイルもヘンプシードオイルも、ヘンプという植物から作られているのですから、両者は同じなのでは?と思われる方も多いかもしれませんね。
そこで、今回は「2つの違い」についてご説明させていただきます。
ヘンプシードオイルには、CBDオイルと同じような有効性は残念ながら持ち合わせていません。
同じヘンプという植物から作られているのになぜでしょうか?
それは、CBDオイルは、ヘンプの花、葉、茎から、ヘンプシードオイルはヘンプの種子から抽出されているからです。(注:日本に輸入されるCBD製品は、ヘンプの茎から抽出されたCBDオイルです。)
ヘンプの種子には、必須脂肪酸であるオメガ3、6、9を多く含み、オメガ3(αリノレン酸)とオメガ6(リノール酸)の比率は1:3と黄金比で含まれています。
これらの成分は、皮膚に対する保湿作用に優れており、主にスキンケア製品に用いられています。
一方でCBDオイルとは、ヘンプに特有な成分のカンナビノイドを含むオイルを指します。
カンナビノイドには、CBDやTHC、CBN、CBGなど100種類以上存在し、私たちの体に有益な様々な働きがあります。
つまり、CBDオイルはカンナビノイドを含有し、ヘンプシードオイルはカンナビノイドを含有していないのが大きな違いです。
CBDオイルの購入を検討されている場合、なんらかのベネフィットを期待している方がほとんどだと思います。
カンナビノイドの研究はかなり注目されてはいるものの、まだ臨床試験もこれからであり、そもそも医薬品ではありませんので、効果効能はこの場で明記はできませんが、カンナビノイドは私たちが生きていく上で大切なエンドカンナビノイドシステム(ECS)に働きかけ、体の恒常性を保つ重要な役割を担っていると言われています。
ECSの働きをうまく調整させることで、痛み、ストレス、不眠、消化の改善につながるのです。
すべてのカンナビノイドが同じ働きをするのではなく、例えばCBDは脳に働きかけ、ESCを順調に機能するようサポートします。一方でCBGは受容体に直接結合します。
様々なカンナビノイドが存在することで相乗効果を生み、ECSの機能を改善すると言われています。これを「アントラージュ効果」と呼んでいます。
フルスペクトラムCBDにはTHCを含む様々なカンナビノイドが含まれます。
ブロードスペクトラムCBDは、フルスペクトラムCBDオイルからTHCを非検出レベルまで除去したものです。
アイソレートCBDはCBDだけを単離しているため、アントラージュ効果は期待できません。
※フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートCBDについては前回のブログをご参照ください。
フルスペクトラムCBD、ブロードスペクトラムCBD、アイソレートCBDとは?
先述のように、ヘンプシードオイルにも健康に役立つ必須脂肪酸が多く含まれ、肌への保湿など良い働きは十分期待できますが、もしもあなたがCBDオイルを探している場合には、製品の情報を十分にリサーチしてから製品を購入してください。
製品ラベルに「ヘンプオイル(Hemp Oil)」と表記されていると、ヘンプシードオイルなのか、CBDオイルなのかが判断できません。
そこで、役に立つのが、第三機関が発行する成分分析表(COA)です。
COAには「カンナビノイド含有量」「THC非検出」「残留農薬、重金属、残留溶媒などの混入有無」を確認することができます。
もしも購入しようとするサイトにCOAがなければ、販売元にCOAの提供を依頼すしましょう。
なかには、製品に含有しているはずのCBD含有量が十分でなかったり、CBDを含有していると見せかけていたりする粗悪な製品も存在しますので、注意が必要です。
その際に、「原料」ではなく「製品のCOA」であることを確認してください。
そうでないと、製品そのものの品質の確認が困難となります。
CBDfx Japanでは、製品ロット毎のCOAを開示しています。
日本へ輸入する前に、製品のサンプルを第三機関ラボへ提出し検査をしています。
COAの読み方は少々わかりづらい場合もありますので、ご不明点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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原文:
WHAT’S THE DIFFERENCE BETWEEN CBD OIL & HEMP SEED OIL?
CBD製品もネットで検索するとかなりヒットしますが、製品を購入する前にぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、「CBDオイルとヘンプシードオイルの違い」についてです。
CBDオイルもヘンプシードオイルも、ヘンプという植物から作られているのですから、両者は同じなのでは?と思われる方も多いかもしれませんね。
そこで、今回は「2つの違い」についてご説明させていただきます。
ヘンプシードオイルには、CBDオイルと同じような有効性は残念ながら持ち合わせていません。
同じヘンプという植物から作られているのになぜでしょうか?
それは、CBDオイルは、ヘンプの花、葉、茎から、ヘンプシードオイルはヘンプの種子から抽出されているからです。(注:日本に輸入されるCBD製品は、ヘンプの茎から抽出されたCBDオイルです。)
ヘンプの種子には、必須脂肪酸であるオメガ3、6、9を多く含み、オメガ3(αリノレン酸)とオメガ6(リノール酸)の比率は1:3と黄金比で含まれています。
これらの成分は、皮膚に対する保湿作用に優れており、主にスキンケア製品に用いられています。
一方でCBDオイルとは、ヘンプに特有な成分のカンナビノイドを含むオイルを指します。
カンナビノイドには、CBDやTHC、CBN、CBGなど100種類以上存在し、私たちの体に有益な様々な働きがあります。
つまり、CBDオイルはカンナビノイドを含有し、ヘンプシードオイルはカンナビノイドを含有していないのが大きな違いです。
CBDオイルの購入を検討されている場合、なんらかのベネフィットを期待している方がほとんどだと思います。
カンナビノイドの研究はかなり注目されてはいるものの、まだ臨床試験もこれからであり、そもそも医薬品ではありませんので、効果効能はこの場で明記はできませんが、カンナビノイドは私たちが生きていく上で大切なエンドカンナビノイドシステム(ECS)に働きかけ、体の恒常性を保つ重要な役割を担っていると言われています。
ECSの働きをうまく調整させることで、痛み、ストレス、不眠、消化の改善につながるのです。
すべてのカンナビノイドが同じ働きをするのではなく、例えばCBDは脳に働きかけ、ESCを順調に機能するようサポートします。一方でCBGは受容体に直接結合します。
様々なカンナビノイドが存在することで相乗効果を生み、ECSの機能を改善すると言われています。これを「アントラージュ効果」と呼んでいます。
フルスペクトラムCBDにはTHCを含む様々なカンナビノイドが含まれます。
ブロードスペクトラムCBDは、フルスペクトラムCBDオイルからTHCを非検出レベルまで除去したものです。
アイソレートCBDはCBDだけを単離しているため、アントラージュ効果は期待できません。
※フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートCBDについては前回のブログをご参照ください。
フルスペクトラムCBD、ブロードスペクトラムCBD、アイソレートCBDとは?
先述のように、ヘンプシードオイルにも健康に役立つ必須脂肪酸が多く含まれ、肌への保湿など良い働きは十分期待できますが、もしもあなたがCBDオイルを探している場合には、製品の情報を十分にリサーチしてから製品を購入してください。
製品ラベルに「ヘンプオイル(Hemp Oil)」と表記されていると、ヘンプシードオイルなのか、CBDオイルなのかが判断できません。
そこで、役に立つのが、第三機関が発行する成分分析表(COA)です。
COAには「カンナビノイド含有量」「THC非検出」「残留農薬、重金属、残留溶媒などの混入有無」を確認することができます。
もしも購入しようとするサイトにCOAがなければ、販売元にCOAの提供を依頼すしましょう。
なかには、製品に含有しているはずのCBD含有量が十分でなかったり、CBDを含有していると見せかけていたりする粗悪な製品も存在しますので、注意が必要です。
その際に、「原料」ではなく「製品のCOA」であることを確認してください。
そうでないと、製品そのものの品質の確認が困難となります。
CBDfx Japanでは、製品ロット毎のCOAを開示しています。
日本へ輸入する前に、製品のサンプルを第三機関ラボへ提出し検査をしています。
COAの読み方は少々わかりづらい場合もありますので、ご不明点がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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原文:
WHAT’S THE DIFFERENCE BETWEEN CBD OIL & HEMP SEED OIL?