ヘンプと大麻草(マリファナ)の違いを解説します
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ヘンプと大麻草(マリファナ)の違い
日本では、ヘンプと大麻草(マリファナ)は同じもの、というイメージが強いと思いますが、実はこの2つ、同じ大麻草であり、明確な違いがあるのをご存知ですか?
ヘンプと大麻草の違いはCBDとTHCの含有量の違い
ヘンプと、嗜好用として有名な大麻草は、どちらも元は同じ「カンナビス・サティバ」というアサ科アサ属の植物です。
THC(テトラヒドロカンナビノール)という成分が0.3%以下の品種が「ヘンプ」、そしてTHC含有量が0.3%以上の品種が「大麻草」と呼ばれます。
大麻草は品種によってTHC含有量が30%以上になるものもあります。
大麻草は嗜好用としても使われますが、THCが人体や様々な疾患への有用性が認められるとされ、海外の合法な地域では、医療大麻としてTHCが含まれる大麻草を処方する場合もあります。
現在、日本では大麻草は違法のため嗜好用、医療用、どちらにも使用できません。
様々な用途のあるヘンプ
ヘンプはTHC含有量が少ないことから、大麻草と違って、よりもたくさんの製品に柔軟に使えると言われています。
ヘンプは産業用ヘンプとも呼ばれ、CBDを抽出したCBD製品はもちろんですが、生地や洋服、麻の実やヘンプシードなどの食用、そして化粧品などにも使われます。
また生分解性のあるプラスチックや燃料なども作れることから、環境的にも注目を浴び研究されています。
日本でもヘンプは神聖な植物として、神社にあるしめ縄がヘンプで作られていますし、七味唐辛子に麻の実が入っていますよね。また、赤ちゃんの産着に魔除けとして「麻の葉」の模様が用いられることもあります。
どちらも「ハイ」になるの?
もう一つ、ヘンプと大麻草のわかりやすい特徴として、精神活性作用があるかないか、つまり「ハイになる」か「ハイにならない」の差があります。CBDには精神活性作用がなく、ハイになることはありませんが、THCには精神活性作用があるためハイになります。
CBDとTHC、どちらも私たちにとって有用性が高い成分ですが、THCは日本では違法な成分であるため、THCを含有する製品は日本では使用することはできません。
法律の問題
CBDは大麻草、ヘンプのどちらからも採れます。どちらの由来のCBDが良いかという議論はいろいろありますが、法的な観点から、米国では産業用ヘンプ由来のCBDのみが購入可能です。
そのため、日本に輸入されるCBD製品の原料も、産業用ヘンプ由来となります。更に日本では、大麻取締法によって、大麻草の茎と種子から抽出された製品のみが合法であるとされています。
大麻取締法の条文:「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
大麻取締法により、海外では合法であるヘンプの葉、花から抽出したCBDや、THCが0.3%以上含有する製品は日本に輸入できません。
CBDfx製品は産業用ヘンプの茎由来のCBDを使用しています。
また、CBDfx Japanでは、CBDfx製品のうち、THCが非検出である製品のみを輸入しており、正式に輸入許可を得た製品ですので、安心してご利用いただけます。
大麻とヘンプの違いについてご理解いただけましたら幸いです。
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