ロサンゼルス開催のCWCBExpoレポート

最終更新: 2019年11月25日


CBDfxジャパン 代表の武内まり子です。


日本に出張の前々日、LAで開催されていたCWCBExpo(The Cannabis World Congress and Business Expo)を視察してきました。



本エキスポはCBDに限ったものではなく、カンナビス業界全体のBtoBエキスポです。

最終日だったので、展示会場はブースを閉めてしまった会社もあり、あまりにぎわいはなかったのですが、エリクシノールのRegulatory OfficerのJoy BeckermanとNational Hemp AssociationのExecutive DirectorのErica McBride Starkの講演を聞いてきました。



■アメリカでCBDは合法なのか?


2018年Farm Billで連邦レベルでヘンプの栽培が合法になりました。CBDの原料となる産業用ヘンプの栽培が連邦法で合法になりました。

それまでは主にヨーロッパからの輸入原料に頼っていましたが、米国内での原料調達が可能になりました。

ヘンプの栽培は合法ですが、ヘンプを原料としたCBD製品はというと、州により法律が変わるので厄介な所です。

アラバマ、ジョージア、イリノイ、アイオワ、カンザス、ケンタッキーなど州ではCBDは医療用しか認められていないところもあります。


更に、CBDを食品に添加することは認められておらず、ダイエタリーサプリメントとして販売されているCBD製品は極めてグレーな位置づけです。

FDAは、効能効果を標ぼうする製品を販売するサプリメントメーカーに、警告レターを出す措置を実施しています。


CVSなどの大手チェーン薬局でCBD製品の取扱いを開始したことは、大きなニュースになりましたが、CVSでも現在は外用製品のみの販売です。


こうしたことを考えると、日本にCBD製品を輸入する壁はかなり高いものの、一旦輸入されたCBD製品の規制は、米国よりも緩いというのが日本の現状でしょうか。

個人的には、コーヒーやスムージーといった飲み物に加えるのが好きなので、カフェやスムージーショップでアドインメニューが増えることを期待しています。



■CBD製品を選ぶときの基準


Joy Beckerman氏に限ったことではありませんが、多くの専門家が勧めるCBD製品を選ぶときの基準をリストアップします。


・製品がcGMP認証工場で製造されているか。

・成分分析表(COA)は第三機関のラボで検査されたものか。

・COAには、カンナビノイドのポテンシーの他、残留農薬、残留重金属、カビ毒検査が実施されているか。

・COAはバッチ毎に検査されているか。

・原料の産業用ヘンプを栽培する農家は認可を受けているか。


消費者もCOAを読み取る力が必要であるのと、最近、手作りのCBD製品も出回っているようですが、法的にも品質管理の意味でも信頼のおけるメーカー製品を購入されることをお勧めします。


■Hempの多様な用途


National Hemp AssociationのErica McBride Stark氏からは、Hempの有用性について。

Hempの茎、葉、種子、全草と全てが無駄なく使用可能で、持続可能な植物です。その用途は多岐に渡り、食品、医薬品、ボディケア、建築資材、プラスチック、サプリメント、精油、生地、紙、家畜のエサなどに利用されます。


ただし、種子にはほとんどCBDは含まれないため、ヘンプオイルとCBDオイルは別物ですので、購入するときは注意が必要です。


※ヘンプオイルをCBDオイルといって高額で販売しているところがあるそうです。

しかし、ヘンプ種子を圧搾して得られるヘンプオイルは、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、タンパク質が豊富に含まれる栄養価の高いスーパーフードです。

CBDオイルと別物として、是非、取り入れたい植物オイルです。




LAの麻にまつわるカンファレンスやトレンド情報を、今後も不定期で投稿していきますので、お楽しみに!

お読みいただき、ありがとうございました。

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