フルスペクトラムCBD、ブロードスペクトラムCBD、アイソレートCBDとは?
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CBD製品の種類には大きくわけて3つあり、
「フルスペクトラムCBD」
「ブロードスペクトラムCBD」
「アイソレートCBD」
と呼ばれています。
ヘンプ製品の業界が新しいこともあり、特に、「フルスペクトラムCBD」と「ブロードスペクトラムCBD」の言葉の定義は明確ではなく、国によってもメーカー(ブランド)によっても使い方が異なるため、困惑している方もいらっしゃると思います。
とてもざっくり言うと、
「フルスペクトラムCBDからブロードスペクトラムCBDが製造され、最終的にアイソレートCBDが製造されます。」(表1参照)
本ブログでは3つのCBDについて解説させていただき、皆様がCBDを選ぶときの参考になれば幸いです。
フルスペクトラムCBDオイルができるまで
ヘンプバイオマスは様々な抽出方法で抽出されますが、CBDfxでは超臨界二酸化炭素抽出法によりフルスペクトラムオイルを抽出しています。
フルスペクトラムオイルには、ヘンプに含まれる植物成分である、CBD、CBD以外のカンナビノイド、テルペン類、精油、そして微量のTHCも含有しています。
THCは非常に多くの良い働きが様々な実験で明らかになっているものの、日本の法律では輸入することができません。
【注意】: CBDfx製品を日本に輸入し始めた2019年~2020年はじめの頃は、まだブロードスペクトラムCBDという用語をブランド内で使用していなかったため、パッケージや説明文はフルスペクトラムという表記をしていました。
ただし、フルスペクトラムという表記ではあったものの、THCを除去する加工を経ており、THCは非検出の製品であり、日本の法規には合致しておりましたのでご安心ください。
現在では、CBDfxは、フルスペクトラムCBD=THCを微量に含有する、ブロードスペクトラムCBD=THC非検出、という意味で製品ラベルや商品情報に表記しています。
米国で販売されている製品の中には、フルスペクトラムCBDを使用した製品もございます。
ブロードスペクトラムCBDオイルができるまで
ブロードスペクトラムCBDオイルの製造工程は、フルスペクトラムCBDオイルと同様で、フルスペクトラムCBDオイルが製造された後に、更に微量に含まれるTHCを除去するという工程が加わります。
そのため、THCは成分分析表では非検出(ND)と表記され、日本へも輸入が可能となります。
THCが除去されてしまっては、植物成分どうしの相乗効果(アントラージュ効果)が期待できないのでは?と思われるかもしれませんが、THC以外のカンナビノイドやテルペン類が含まれることから、アントラージュ効果も期待できると考えられています。
アイソレートCBDができるまで
アイソレート(isolate)は単離するという意味です。CBDだけを切り離した99%ピュアCBDを意味します。CBD以外のカンナビノイド、テルペン類、精油は含まれていません。
独特な苦みや味が苦手な方は、無味無臭のアイソレートCBDが好まれます。価格も先述のオイルと比較して安価です。ただし、CBD以外の成分が含まれていないため、植物成分どうしの”相乗効果”というのは期待できません。
アントラージュ効果とは?
「アントラージュ効果」という言葉が何度かでてきました。アントラージュ効果とは、ヘンプオイルに含まれる植物成分が組み合わさることにより、働きを高めあう効果です。
ヘンプには100種類以上の植物成分が含まれ、CBDの働きを高めると考えられています。味や香りの元であるテルペン類は、植物にそれぞれ固有のプロファイルを持ち、その種類はなんと200種類以上にのぼります。
テルペン類は香りだけでなく、体に良い働きをもたらすこともわかっており、アントラージュ効果のカギとなる成分とも言われています。
あなたに最適なCBDは?
日本で購入できるCBDオイルは、ブロードスペクトラムとアイソレートのいずれかになりますが、どちらを選んだらいいのでしょうか?
ヘンプに含まれる微量成分もあますことなく、できる限り植物全体を摂取したい場合は「ブロードスペクトラムCBD」を、ドーピング検査のあるアスリートや、独特な味や香りが苦手な方はアイソレートCBDをおすすめします。
【豆知識】
ヘンプバイオマスからCBDオイルを抽出するには、下記のような方法があります。CBDfx製品では二酸化炭素抽出法を採用しています。
-
二酸化炭素抽出法:二酸化炭素を使って、ヘンプからCBDオイルを抽出する方法。溶剤の残留によるリスクがないためCBDオイルの抽出に人気のある抽出方法です。非常に効率的に純度の高いCBDオイルの抽出が可能ですが、コストが高め。
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水蒸気蒸留法:水蒸気によってCBDオイルを抽出する方法。植物の精油成分を抽出するのに適した方法ですが、二酸化炭素抽出法ほどは効率的にCBDオイルを抽出することはできません。
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溶媒抽出法:エタノールやプロパンなどを使って、安価に効率的にCBDオイルを抽出できる方法ですが、溶剤の残留が懸念されます。また、溶剤により味に変化を与える可能性もあります。
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脂質抽出法:ココナッツオイル、オリーブオイル、MCTオイルといった植物油を使ってCBDなどのカンナビノイド、テルペン類を抽出する方法です。
【 表1:CBDオイルができるまでの工程 】
[ ヘンプバイオマス ]
↓
[ 超臨界二酸化炭素抽出法でフルスペクトラムオイルを抽出 ]
↓
[ 二酸化炭素を除去 ]
↓
[ 脱炭酸=>カンナビノイドの活性化 ]
↓
[ エタノール抽出 ]
↓
[ エバポレーション(エタノール除去) ]
↓
[ ショートパス蒸留で高純度のCBDディスティレートが生成、THCは非検出濃度に ]
※CBDディスティレートに加工の過程で失われたテルペン類などを加え、ブロードスペクトラムCBDオイルができあがります。
↓
[ CBDを単離したアイソレートCBDが生成 ]
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- テルペン(リキッド)
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原文:BREAKING DOWN FULL-SPECTRUM, BROAD-SPECTRUM, AND CBD ISOLATE
https://cbdfx.com/breaking-down-full-spectrum-broad-spectrum-and-cbd-isolate/